J1ビザでアメリカに渡米してみてわかったこと① 〜J1ビザの取り方〜

私は2018年の12月にJ1ビザで渡米しました。

来る前は、キャリアを捨てていろんな期待を抱いてきたのですが、理想と現実は違うものです。

インターネット上に溢れている情報は、代理店がJ1ビザのメリットしか公開していない記事ばかりなので、こんなはずじゃなかったという人が後を立ちません。

今回は、私がJ1ビザでアメリカに来てからトランスファーし(転職活動)、Eビザでアメリカに残るまでのことを3本立てで公開したいと思います。

J1ビザとは

J1ビザとは交換交流プログラムの一環で米国へ渡米する方に向けたビザとなります。J1ビザは取得するとワーキングホリデーと同様の形態となり、米国で働きつつ有給インターンシップにて企業から給料が支給され、現地で健康的な生活できる資格が認められます。
https://esta-center.com/jonevisa/index.html

簡単に言うとアメリカ版ワーホリです。アメリカはワーキングホリデー対象外ですが、ワーホリのようにお金を稼ぎながら海外で暮らすことができるビザになります。

ワーホリは「休暇」が目的ですが、J1ビザは「インターンシップ・仕事」が目的になります。

J1ビザの取得方法

J1ビザを取得するには、受け入れ先の会社を見つけなければなりません。自分で見つけるのも可能ですが、アメリカにコネがなければ代理店を使うことになります。

また、受け入れ先の会社とビザをスポンサーしてくれる団体は異なるので、スポンサー団体も見つける必要があります。

代理店は受け入れ先の紹介からスポンサー団体とのやり取りまで行ってくれるので、自分で見つけることが難しい人は、代理店を通すことをお勧めします。

私は代理店を通してので、その時のフローをご紹介します。

代理店に連絡

J1ビザを生業にしている代理店が数社あるので、コンタクトをして各社比較し、お願いする代理店を決めます。お金を払う前に、いくつか求人を紹介してくれるので(会社名は伏せて)、自分の目的にあった会社を紹介してくれる代理店がおすすめです。

ただ、結局どこも同じ会社を紹介してきますので、結果的には費用や担当者の人柄で決めるといいと思います。

※社内の日本人の割合や業務で英語を使うかどうかチェックすることをお勧めします!

安月給で人を雇いたい日系企業がほとんどなので、英語が話したくてアメリカまで来たのに、結局日本人に囲まれてバイトみたいな仕事することになったらインターシップの意味がありません!(体験談)

それと、場所によって生活費にかかる金額が変わります。私はカリフォルニアなので車が必須で、渡米後車を購入しなければなりませんでした。ニューヨークやサンフランシスコは車の購入は必要ないかもしれませんが、その分家賃が高かったり、運賃がかかったります。

受け入れ先企業と面接

本格的にJ1ビザで渡米する意向が固まったら、代理店に前金をお支払いし、企業との面接をセッティングしてもらいます。私は前金で25万弱お支払いしました。

受け入れ先企業との面接はSkypeになります。日本とアメリカの時差は真逆なので、日本時間の早朝に面接しました。

私の場合は、実務のマネージャーになる方と面接した後、後日社長と面接しました。

※再度になりますがこの時に、どのくらい英語を使えるか、アメリカにいる意味のある仕事をさせてもらえるかしっかり確認しましょう!大金を払ってバイトみたいな仕事させられるのは最悪です(体験談)

スポンサー団体と面接

受け入れ先企業が決まったら、後金をお支払いしてビザをスポンサーしてくれるNPO団体と面接です。私は、この時に60万円弱お支払いしました。

NPO 団体はアメリカの団体になるので、Skypeを使って英語で面接です。この時注意しないといけないのが、work とか仕事を思わせる言葉を使ってはいけません。

アメリカ側はインターンシップが終わった後、日本に帰ってくれることを期待しているので、インターンシップが終わった後、日本に帰る意思があることを強調することが大切です。

アメリカ大使館で面接

スポンサー団体の承諾も取れたら、最後の砦、アメリカ大使館での面接です。面接の予約も代理店がやってくれます。ここでも、work などの言葉は使わずに、日本に帰ってくる意思があることを強調しましょう。

私の場合は、待ち時間はかなり長かったのですが、面接自体は3分くらいで終わりました。面接通過であれば、パスポートは大使館にお預けして、後日ビザとともに郵送されて戻ってくるのを待ちます。

渡米の準備

パスポートが届いてからは、なるべく早く出国しなければなりません。

退職、保険、家探し、車探し、携帯電話・・・やることがたくさんです😩

思ったより時間がないので、なるべく時間がある時に細かいことを済まして、しばらく会えなくなる人たちとの時間を確保しましょう!!!

家探しに関しては、苦い思い出があるので下記のYouTubeを観てください💸

まとめ

以上、ざっくりですがJ1ビザの取り方のフローをご説明しました。

ここまで読んでくださった方ならわかるように、お金がたくさんかかります。まだ、心は固まってないけどアメリカで働いてみたいなぁという方は、できるだけ早いうちからお金をためておくことをお勧めします。J1の給料なんて20万以下です・・・。

YouTubeにも私の体験談をまとめてますので、よかったらみてください🎬✨

chieiren

福岡県出身、LA在住。 大学進学とともに上京し、都内のPR会社に4年弱勤めていました。30歳になる前に海外で挑戦したいと思い、2018年末に単身渡米。 LAの商社で働きつつ、前職の経験を生かしてフリーランスで活動しています。 たまにモデルや音楽活動もやってます。

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