J1ビザでアメリカに渡米してみてわかったこと② 〜トランスファーの仕方〜

私は2018年の12月にJ1ビザで渡米しました。

来る前は、キャリアを捨てていろんな期待を抱いてきたのですが、理想と現実は違うものです。

インターネット上に溢れている情報は、代理店がJ1ビザのメリットしか公開していない記事ばかりなので、こんなはずじゃなかったという人が後を立ちません。

今回は、私がJ1ビザでアメリカに来てからトランスファーし(転職活動)、Eビザでアメリカに残るまでのことを3本立てで公開したいと思います。

▼J1ビザでアメリカに渡米してみてわかったこと① 〜J1ビザの取り方〜

https://chieiren.theblog.me/posts/19380695

トランスファーを決心するまで

J1ビザで渡米する人たちの多くは、アメリカ人に囲まれて英語環境で働き、私生活も外国人たちに囲まれて、英語力が向上し、海外の友だちがたくさんできる、と言ったような夢を抱いて来られる方が多いと思います。

わたしもそのうちの1人でした。笑

ただ現実は、日系の企業で、日本人に囲まれて、日本語だけを使って1日を過ごし、雑用ばかりやらされて大して学べることもなく、家に帰れば外国人の友だちもいないから結局1日も英語を話していない・・・と言った状況が待ち受けていました。

わたしは極端な例かもしれませんが、せめて少しでも英語を使える環境で働きたい、英語が使えなかったとしても自分のためになる職場で働きたいという思いが強くなり、トランスファーを決意しました。

トランスファーのやり方

ネットでググってもトランスファーのやり方は出てきませんでした(なので今このブログを書いています。笑)

なので、J1ビザをとる時に手伝ってもらったエージェントに相談しました。すると、ざっくりまとめると下記のようなプロセスになりました。

・自力で転職先を見つける

→ エージェントにもよると思いますが、わたしのところは紹介してくれなかったので自力で探しました。(というか紹介してもらってもまたしょぼいとこしか教えてくれないし・・・

びびなび という日本人向けの情報サイトや、Indeed, LinkedIn で求人を見つけ「わたしはこういう人間でこういうことができます、何かできる仕事はありませんか?」という弾丸スタイルでレジュメを送り、3社面接して今の会社に至りました。

また、J1を受け入れてくれる会社にも条件があるようなので(年商が$3ミリオン以上、従業員数25名以上、その他たくさん etc…)その辺りもきちんとエージェントに聞きましょう!

・転職先を見つけてから、今の会社に辞職の旨を伝える

→ 退職してから30日以内に次の会社が見つからないと、強制帰国になってしまします。嫌な会社で働き続けるのは酷だと思いますが、頑張りましょう・・・!

・1000ドル近く追加でかかる

トランスファー費用やトレーニングプランを練るのに$1,000強かかりました。また新しい転職先が今までJ1を受け入れたことがない場合、追加でスポンサー団体の訪問があるので、それにも$300かかるようです。

トランスファー先さえ見つければ、あとはトントン拍子に進みました。

必要な情報をエージェントに伝えて、再度トレーニングプランを練ってもらったりするのですが、自分でするというよりかは新しい会社の人やエージェントがやってくれました。(この辺りは会社によると思います)

まとめ

まずは、新しい会社を見つけるのが大きな壁ですよね!

わたしは、まあ見つかんなかったらしょうがないけど、やらないで文句言い続けるよりかはマシと思って、行動していました。

外国での転職活動は簡単ではないですが、せっかくお金をかけてきたので、悔いのないように良い方向に進むように努力することをおすすめします。

それよりも、トランスファーに余計な労力とお金をかけなくて良いように、最初の企業選定の際にきちんと見極めてから、受け入れ先を選ぶようにしてください。じゃないと、わたしみたいになっちゃいます!笑

chieiren

福岡県出身、LA在住。 大学進学とともに上京し、都内のPR会社に4年弱勤めていました。30歳になる前に海外で挑戦したいと思い、2018年末に単身渡米。 LAの商社で働きつつ、前職の経験を生かしてフリーランスで活動しています。 たまにモデルや音楽活動もやってます。

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